技術コラム
ガンドリル加工が可能な素材~銅合金~
銅合金の特徴
銅合金とは、銅に他の金属を合わせて性質を向上させた合金です。銅単体では強度が低いため、機械部品として利用する際は他の金属を加えた銅合金が用いられます。銅合金には熱と電気の伝導率が高く、錆に強いという性質があります。そのため様々な電気・電子製品の部品材料として使用されています。また伸延性、圧延性に優れているため、板加工が可能です。
銅合金のガンドリル加工事例
例えばこちらは産業機械向けに製作した冷却用マニホールドの事例です。この加工事例の場合、材質は伸銅で、外径43*99.2*403、穴径Φ14、加工長さ395mm、重量14 kgで製作しております。
銅を加工するうえでの注意点は、切削時に出る切り屑です。加工の際、銅合金特有の長い切り屑が発生します。この長く繋がった切り屑が切削工具に巻き付かないよう注意しなければなりません。
こちらの事例では、マニホールドに使用するが、お客様にて深穴加工の工程のみができなかったため、BTA・ガンドリル.COMで素材の長手方向からの深穴加工を実施しました。その他の加工はお客様にて実施されました。この様にお客様が困っている部分のみでも対応可能です。自社での保有が難しい特殊設備も、自社設備の一部のようにご活用ください。
またこちらは伸銅を用いた、溶着機の銅熱板の事例です。外寸70.5*145*415、穴径Φ12、加工長さ390mm、重量37 kgで製作しております。
ガンドリル加工のことならBTA・ガンドリル加工.comにお任せ下さい!
今回は、銅合金の特徴とガンドリル加工事例ついてご紹介しました。BTA・ガンドリル加工.comは、「特急」、「単品」に強い、BTA・ガンドリル加工の加工受託サイトです。材料調達から加工まで一貫対応します。ガンドリル加工でお困りのことがあれば、BTA・ガンドリル加工.comまでお問い合わせください!最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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