研削盤のハウジング

　

こちらは、研削盤に使用されるハウジング部品です。材質はS45C、外形φ350、長さ600mmの素材に旋盤にて荒加工後、φ60の穴を貫通加工しました。

鋼材の名称は鋼材メーカーが商品名として自由に命名しているものもありますが、基本的にはJISで規格されています。今回の事例のS45Cには次のような意味があります。「S」は「Steel(鋼材)」、45は炭素含有量(0.45%前後)、Cは「Carbon(炭素)」となります。JISで規格されているものはこの様に1つ1つに意味があり、その意味を覚えておくと材質名を見ただけで大体どのような性質か判断できたりもします。材質名の多くはアルファベットと数字の組み合わせでできていますが、同じアルファベットや数字でも材質名によって意味が全く異なってくるため注意が必要です。

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