技術コラム
ガンドリル加工の特徴
こちらのコラムでは、ガンドリルの説明、ガンドリル加工の特徴をご紹介します。
ガンドリルとは?
ガンドリルマシンとは、深穴加工を専門とする穴あけ加工を行うための機械です。主に鉄やアルミ等の金属、樹脂等に対して加工を行うことができます。通常のドリルで深穴加工をすると内部で切屑が詰まってしまい、製品やドリルを傷つける恐れがあります。ガンドリルマシンでは、ドリルの先端から切削油を噴出させることで安全で高精度な深穴加工を可能にしています。
ガンドリル加工の特徴①直進性に優れている
ガンドリル加工は芯ずれ精度がよく、直進性に優れています。1000mmの深穴加工でも、芯ずれ精度は1mm以下に抑えることができます。
ガンドリル加工の特徴②高い加工能率と加工精度
ガンドリル加工は精度が非常に良いうえに、加工時間も早いです。工具先端から切削油を吐出し、切り屑を強制的に排出しながら加工するため、ステップ送りが不要で安定した高能率・高精度加工が可能です。
ガンドリル加工の特徴③小径穴に対応可能
ガンドリル加工では小径穴の加工に対応可能です。BTA・ガンドリル加工.COMではφ4~32がガンドリル加工の対応範囲です。φ33以上の深穴加工となると、BTA加工の対応範囲になります。
ガンドリル加工の事例:プレス金型用鋼材
こちらは、伸銅板にφ14の深穴加工を施した事例です。銅の加工注意点は、切削時に出る切り屑です。銅合金特有のしなやかで長くつながった切り屑が発生するため、切り屑が切削工具に巻き付かないよう注意しなければなりません。
こちらの事例では、マニホールドに使用するが、お客様にて深穴加工ができないとのことで、BTA・ガンドリル.COMで素材の長手方向からの深穴加工を実施。残加工はお客様にて実施されました。
ガンドリル加工のことならBTA・ガンドリル加工.comにお任せ下さい!
今回は、ガンドリル加工の特徴についてご紹介しました。BTA・ガンドリル加工.comは、「特急」、「単品」に強い、BTA・ガンドリル加工の加工受託サイトです。材料調達から加工まで一貫対応します。
ガンドリル加工でお困りのことがあれば、BTA・ガンドリル加工.comまでお問い合わせください!
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